交通事故で後遺症があるのに慰謝料が少なく抗議した(体験談)

交通事故で後遺障害が残ってしまうと、それぞれの等級に当てはめるような形で認定されます。
この認定等級に応じて慰謝料は支払われることになっているのですが、認定等級からの慰謝料だけではなく、後遺障害が残ってしまったことを考慮した上での慰謝料も計算されるのが一般的です。
しかしながら保険会社の対応などによってはそういった部分まで考慮されず、あくまでもテンプレートのように決められている後遺症認定等級の慰謝料のみで示談にしてほしいと言われることがあります。
このような場合、ここでの慰謝料に納得するのではなく今後の生活を考えての部分や前述のとおり後遺症害が残ってしまったことに対する精神的ダメージまでしっかり考慮した上で慰謝料の計算を行ってもらうようにしましょう。

交通事故の被害で残った後遺症について慰謝料の金額が低く、弁護士と共に抗議して大幅な増額をしてもらいました

僕は数年前交通事故によって後遺障害が残ってしまいました。
こちらは被害者だったのですが、交通事故が起きた際にフロントガラスが割れて飛び散ってしまい、その破片が目に刺さるような形となってしまったため、視力が大幅に低下しました。
その結果、後遺症害認定が行われたのですがそこで加害者側の保険会社が提示してきた慰謝料がとても少なかったため、どうしても納得がいかず示談には応じない形で交渉していました。

僕が働いている会社には様々な部署があるのですが、ある製品を作っているため、細かな製品を作る部門と製品は組み上げていく部門、その他には出荷前の点検をする部門などに分かれています。
その中でも僕は中枢ともいえる部品を組み上げる部門で働いていたのですが、視力が低下したことによって、細かな部分のチェックが行えなくなり結果的には部品を作るといった部門に異動しなければなりませんでした。
部品を作るといっても実際に作ってくれるのは機械なので、その機械を操作するといった役割ですが、このように突然の事故によって仕事内容が変わってしまうのは僕にとって非常に大きな屈辱であり、ショックでした。

その部分を考慮した上で保険会社には慰謝料を払ってくれと言っていいたのですが、保険会社としては後遺症害が認められた等級で慰謝料が決まっているため、これ以上払うことができないの一点張りでした。
確かに後遺障害の認定で慰謝料が決まっているのは僕も知っていましたが、それだけでは納得がいかなかったためインターネットで交通事故に詳しいと言う弁護士さんを探してメールで相談しました。
最初は無料相談だったので、細かなアドバイスをいただきながら、本格的に先方の保険会社に弁護士さんが話をしてくれるといった段階で依頼する形になりました。

ここではもちろん僕の担当部門が変わってしまったことや、それまでの保険会社の間対応などが繰り返すように考慮されることとなったため、結果的には慰謝料が大幅にアップしたような形でした。
最終的に決まった慰謝料で僕は納得したので示談にしたのですが、弁護士さんを立てるまでの保険会社の対応は本当にひどいものでした。
僕に対してそんなにお金が欲しいのかと問いかけるような言い方をしてきたり、他にはもっと大きな後遺障害が残っていても慰謝料が少ない人がいるなどと参考にはならない話をしていました。

思い切って弁護士に相談したことで納得できる慰謝料が支払われたので満足していますが、僕のように強気で弁護士さんに相談する事が出来ない人は泣き寝入りをしてしまうのだろうと感じた瞬間です。
保険会社はとても強気に出てくるのですが、やはり被害者として後遺障害が残ったり、慰謝料に納得できなければ強気な姿勢で抗議をする方が得をすると思いました。

・事故の後遺症によって仕事に影響が出てしまうというケースは珍しくありません。
逸失利益や認定等級からの慰謝料についてはある程度保険会社でも相場が決まっているものですが、後遺障害が残ったことによる精神的ダメージというのは、それぞれの状況によって違っているものですから、しっかり考慮してもらわなければなりません。
こうした部分で保険会社が柔軟な対応はしませんので、やはり最終的には専門家の力を借りて柔軟な対応を求め、ケースバイケースで慰謝料の計算をしてもらうというのが1番賢い選択になるでしょう。